株初心者にETFをおすすめする3つの理由

公開日:2017/04/25 更新日:2017/04/25
  • ・ETFの名前は聞いたことあるけれど何なのかわからない?
  • ・銀行で販売している投資信託よりETFが得な理由はなんなのか?
  • ・ETFにはどんなメリットがあるのか?

 

ETF(上場投資信託)の話は最近話題になっており名前は聞いたことがあると思いますが、実際にはこんな状況の方が大半です。

この記事では、ETFが株式投資初心者に向いている理由とETF投資のメリットについてお伝えさせていただきます。 

また、よく混同されがちな銀行の窓口などで販売されている投資信託とETFでは取引の仕組みが全く異なり、その違いは理解をしておく必要があります。

これらを踏まえつつETF投資がおすすめの理由を3つのポイントでご説明していきます。

ETFは銘柄選択の必要がないため株初心者にもおすすめ

ETFとは株価指数に連動するように運用されています。株価指数とは日本では日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)などを指し、株式市場全体の動きを表している指標のことです。

ETFは個別銘柄を選択する必要がない

ETFの最大の特徴は株価指数に連動した動きをしている点です(インデックスファンド)。そのため、個別銘柄を選ぶ必要がありません。

株価指数は株式市場全体の動きを表しているため、個別企業の動きは大きく影響は受けることがないので、銘柄選びに失敗して大損したというリスクは減らすことができます。

明確な銘柄選別法がわからない方や時間がない方などに特にETFはおすすめです(インデックス投資法)。

ETFが普通の投資信託よりメリットがあるポイント

ETFは正式名が上場投資信託という意味です。投資信託と名前がついているため、銀行などの窓口で販売されている投資信託と混同すると思います。しかし、全く別の商品だと考えたほうがよいです。

そもそもETFとは何なのかを説明

ETFとは証券取引所に上場されている投資信託のことを指しています。つまり、トヨタやソニーなどの株と同じようにその時、その瞬間で取引を行うため値段がリアルタイムで変化していきます。

銀行の窓口で販売されている投資信託は取引所上場されているわけではありません。そのため投資信託の値段は一日の取引が終了してから時価総額を発行済み口数で割って算出されます。

一般的には次の日の朝刊に載っている値段が投資信託の値段となります。

ETFは手数料や管理費などが安い

投資信託を購入すると必ず費用が発生します。それが売買手数料と信託報酬です。普通の投資信託の場合は銀行などが定めた手数料を徴収さ、購入金額の○%という形で決まっています。

一方のETFは普通の株式と同じように取引所での売買で購入するため、トヨタやソニーなどの株と同じ株式手数料と同じになります。

信託報酬に関しては普通の投資信託もETFに関してかかりますが、ETFのほうがはるかに安くなっています。

例えば、JPX400という指数に連動させている投資信託で比較をしてみます。『ダイワJPX日経400ファンド』は銀行などで販売されている普通の投資信託です。

もうひとつの『JPX日日経400ETF』は名前のとおりETFの商品になります。この二つの信託報酬を比較してみます。

まずは、ダイワJPX日経400ファンドはこちらになります。

信託報酬の費用は0.7074%となっています。

次がJPX日系400ETFになります。

信託報酬の費用は0.216%となっています。普通の投資信託に比べて3分の1ほどになっています。

株式ETFはプロのアクティブ運用を上回るパフォーマンス

株式市場には一般の素人投資家といわれる個人投資家とプロの投資家といわれる機関投資家が存在します。

投資信託のファンドマネージャーも機関投資家に入りますが、ファンドマネージャーが積極的に運用している投資信託のことをアクティブ運用型ファンドといいます。

プロの投資家であるファンドマネージャーが運用する投資信託はかなりパフォーマンスがよさそうに聞こえます。

しかし、実際のアクティブ型の運用成績は市場平均を下回ることが多いのです。その理由のひとつが運用管理費の高さです。

機関投資家が積極的に運用に参加するためどうしても、人件費や取引手数料の面で費用が高くかかってしまいます。

それがパフォーマンスの悪化につながっているのではないかという意見が多いです。

一方で、ETFは指数連動型上場投資信託のため機関投資家が積極的にかかわる場面は少なくなっています。

つまり、人件費がかからない分コストが低く抑えられパフォーマンスが高くなっているという見方ができます。

まとめ

株初心者で銘柄の選別方法がわからない場合もETFを活用することで、投資を始めるハードルを下げることができます。

指数に投資する方法として銀行などでも販売されている普通の投資信託とETFという選択肢がありますが、手数料などを考えれば断然ETFを買うべきです。手数料を取られてパフォーマンスが下がってしまいます。

長期的にはプロがアクティブ運用する投資商品よりも、指数連動のほうが高い派fp-万巣を示すことが多いです。これも高いコストが要因の一つとなっています。

株式指数だけじゃない様々な投資対象があるETF

今回は株式指数に連動する日本株式市場の国内ETFを中心に説明しましたが、ETF投資の魅力は様々投資商品が準備されており投資先が多様になっても投資コストを抑えることができることです。

例えば原油価格に連動するETFやアメリカの国債に連動するものなどがあり、資産を分散投資させることでリスクヘッジが可能になります。

しかもかなり安い手数料で購入することができます、もちろん配当金(分配金)もあります。

JPX(日本取引所)はETFの普及に力を入れている

ETFが名前だけでも世の中に広がり始めたのはJPXが普及に力を入れ始めたことが考えられます。

(参考:ETFが個人投資家に普及するには?|東証マネ部

私が証券会社に在籍していたとき、JPXの社員がよくETFを顧客にもっと勧めてほしいと売り込みに来ていました。

これからますます利便性などが高まってくる商品だと思います。普通の投資信託の検討をしているなら同じような商品がETFでないか探して、もしあるのならETFを考えたほうが手数料が安いかもしれません。